

現在では、ネットショップの需要が高まっている中で、「フリマアプリ」の需要が急増しています。
「フリマアプリ」の特徴の1つとして挙げられるのが「値下げ交渉」ではないでしょうか?
しかし、値下げ交渉ができると言っても、あくまでも「できる!」ということで、値下げしてくれるかは出品者次第になります。
そこで今回、フリマアプリの中でもトップにいる「メルカリ」においての値下げ交渉のコツなどについて紹介します。
メルカリを題材にしていますが他のフリマアプリでも大体通用するので、ぜひ参考にしてみてください!
そもそも値下げ交渉ってなに?
「値引き交渉」というのは、購入を検討している人が、出品者に商品の値下げの依頼をすることを言います。
商品ページのコメント機能を利用してやり取りします。
値下げを応じるかどうかは出品者が決めることになるので、値下げをしなくても出品者にペナルティやクレームが生じることはありません。
値下げ交渉の注意点
値下げ交渉をする前に注意点をしっておくことで成功する率はグンっとあがります。
そこで注意すべきことは
「良識のある範囲内で値引き交渉をすること」「出品者のプロフィールを確認する」といったことになります
良識のある範囲内で値引き交渉をすること
良識のある範囲内とはどのくらいかというと「販売額から1〜2割程度引いた額」と認識しておくといいです。
この程度の割引だと値引き交渉が成功する確率も高くなります。
例えば「2,000円の商品であれば1,800円」「1,000円の商品であれば900円」といった感じです。
また、あらかじめ商品検索で商品の相場を調べたあとで、値引き交渉するとより成功しやすくなります。
例えば、「欲しい商品の相場価格が8,000円なら、7,700円に値下げ交渉する」というように、良識の範囲内で値引き交渉をしましょう。
「自分が出品者だったら」と考えると、あまりにも大幅な値下げ交渉されると嫌と思いますよね?
なので、値下げは1割程度、攻めても2割程度と思っていた方がいいかもしれません。
出品者のプロフィールページを確認する
出品者の中には、そもそも値下げ交渉自体を受け付けていない出品者もいます。
「出品者のプロフィール」か「商品説明」の中に「値下げ交渉NG」などと書かれている場合、値下げ交渉は諦めた方がいいです。
しかし、購入検討者の中には値下げ交渉を受け付けていないことを知っていても、値下げ交渉を持ち掛ける出品者もいるのも事実です。
出品者側の説明文を読んでないと思われてしまい、最悪の場合は相手にブロックされてしまうこともあります。
結果的に欲しい商品が買えなくなる可能性があるので、出品者が提示している情報はしっかりとチェックしましょう!
値下げ交渉のコツ
値下げ交渉をいざしても成功しないと意味がありません。
そこで値下げ交渉をするコツを紹介します。
出品者が「断捨離」なのか「ビジネス」なのか見極める
メルカリだけではなく、ラクマやヤフオク!などに出品している人には大きく分けて2通りのタイプがあります。
「不用品を処分目的で出品する出品者」と「利益目的で販売を行う出品者」です。
出品者がどちらのタイプかによって値下げできる金額が変わってきます。
交渉する前に確認しておきましょう。
【断捨離タイプの主な特徴】 |
出品数がそこまで多くない(1~20個程度) |
評価が少ない(0~50程度) |
自己紹介が短い(慣れていない) |
自宅にある不用品をお小遣い稼ぎとして出品している出品者です。
このような出品者は「リサイクルショップに持って行くより出品した方がいい」「いくらかにでもなればOK」と考えている出品者が多いです。
そのため、商品にもよりますが強気の値下げ交渉(30%~50%)でも成功する可能性はあります!
ですが、注意点のところにもかいてあるように1,2割程度が無難なので、交渉する際は少し気をつけた方がいいです。
【ビジネスタイプの主な特徴】 |
出品数が多い(10~100個以上) |
評価が多い(100~1,000以上) |
自己紹介がしっかり書いてある(メルカリ慣れしている) |
メルカリなどで商品をたくさん販売して、ビジネスとして利益を出そうと考えている出品者です。
このような出品者はしっかりと販売相場と利益計算をした上で出品していることが多いので、値下げ交渉は難しいです。
ですが、言って損はないので、商品価格の10~20%くらいまでなら交渉してみるのもいいですよ。
商品の相場を確認する
メルカリに出品している人の多くは、メルカリ内で売れている価格を参考に商品の値付けしている方が多いです。
そのため、その価格を大幅に下回るような価格交渉には応じてくれません。
2000円で売れている商品を「900円にしてください」なんて言ってもOKしてもらえる可能性は低いです。
なので、値下げ交渉する際の基準にするために「同じ商品がメルカリ内でどのくらいの金額で売れているのか」を確認しておくことをオススメします!
相場確認の方法ですが、同じ商品を検索して「絞り込み」で「販売状況・売り切れ」の商品だけを表示させることで、メルカリ内の相場がわかります。
売り切れの商品価格を参考にすることで値下げ交渉する際の材料として利用することができます。
値下げ交渉をする際は丁寧な言葉でかつ、具体的な金額を提示する
最初にも紹介しましたが「値下げは当然」のような態度のコメントはご法度です!
ポイントは「敬語・あいさつ・具体的な価格提示」です!
「敬語」と「あいさつ」についてはメルカリは当然お互い初対面ですし、言葉遣いを気をつけるのは当たり前ですよね?
「具体的な価格提示」については、値下げ希望額を具体的に提示するとで出品者が値下げを検討しやすくなるのでオススメです!
「値下げできませんか」だと出品者はどのくらい下げたらいいか迷ってしまいますし、出品者側から大きな値下げを提案してくる可能性はとても低いです。
そこでこちらから具体的に「~~円にしていただけませんか?」と提示することでこちらの希望価格にしてもらいやすくなります。
もし、希望価格にならなかったとしても希望価格に近い金額まで値下げしてくれる場合もあります。
出品者側も具体的な額を提示してもらうことで、ネットという顔が見えない状態でも、その交渉額から購入側がどんな人かが見えてきます。
このように具体的な価格提示は出品側にとっても購入側にとってもメリットがあります!
⬇︎一例⬇︎
いつ出品された物なのかを確認する
同じ商品でも、「出品されてから間もない場合」と「かなり時間が経ってしまっている場合」では、後者の方が値下げに応じてくれる可能性が高くなります。
出品者もいい加減売りたいと思っているので高く売るというよりは、とにかく手放すことが優先されるので。
出品されてからどのくらいの時間が経過しているのかを見ることで、出品者の値下げへの抵抗感がどの程度なのかもなんとなくわかってきます。
値引き交渉のコメント例文
初めて交渉する方や交渉する際にどうのようにコメント送ればいいか分からない方は以下の例文を参考にしてみてください。
まとめ
今回、メルカリの値下げ交渉の仕方と注意点について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
紹介した内容を参考にしていただければ値下げ交渉が成功する可能性は高くなるので、ぜひ参考にしてみてください!
値下げができたら、必ず出品者にはお礼を言うようにしましょう!
お互いが気持ちよく取引できるような値下げ交渉で、お得に楽しくフリマアプリを活用してください。
少しでも役に立ってくれれば幸いです!