

クラウドソーシングサービスといえば、大体の方が「ランサーズ」か「クラウドワークス」を思い浮かべるかと思います。
クラウドワークスについてはメリット・デメリットなど詳しく紹介しているので、クラウドワークスに興味のある方はぜひチェックしてみてください!
今回はクラウドワークスと対等の規模を持っているランサーズの特徴やメリット・デメリットなどについて詳しく紹介していきます。
ランサーズとは?
「ランサーズ」はクラウドワークスと並ぶ国内最大級のクラウドソーシングサービスです。
掲載されている仕事の幅はかなり広く、アンケートやデータ入力といった単純作業から、ライティングや翻訳、サイト制作など専門スキルが求められる高単価な案件も揃っています。
「フリーランス・個人事業主・会社にお勤めの方・会社を退職した方etc」幅広い個人が時間や場所、年齢に関係無く仕事を受けられ報酬を受け取ることが出来るサービスを提供している会社です。
取り扱っている仕事カテゴリーは277種類以上あります。
未経験者・主婦OKの作業系案件(データ入力・アンケート・ライティング)から、Webサイト開発・スマートフォンアプリ開発・Webデザイン系などの専門知識を必要とするシステム開発まで幅広くあります。
また、仕事形式が以下の3つに分かれています。
<タスク形式>
クライアントの仕事依頼に対して成果物を納品した後、報酬を受け取ることが出来ます。
<コンペ形式>
成果物を提出した後、クライアントにより採用された成果物に限り報酬を受け取ることが出来ます。
<プロジェクト形式>
クライアントを交渉を行い契約をした後、納品すると報酬を受け取ることが出来ます。プロジェクト形式に限り、固定報酬制(契約時に金額を決める制度)があります。
ランサーズのメリット・デメリット
メリット
メリットは以下の通りです。
・実績を積むとスカウトの依頼
・認定ランサー制度
・初心者/未経験者の入門に向いている
実績を積むとスカウトの依頼
ランサーズでは実績があれば好条件や高報酬の案件にスカウト経由で応募することができます!
スカウトの依頼を受けるには、クライアントの意図を汲み取り一つ一つ実績を積み重ねる事が大切になります。
クライアントがどのような意図でこの仕事を依頼しているのかを理解し仕事をこなしましょう!
認定ランサー制度
ランサーズには、認定ランサーという制度があります。
これは、一定以上の実績を上げている人に対する認定制度となっています。
総報酬額や仕事の評価、メッセージに対する返信率など、さまざまな条件をクリアすると、認定ランサーという称号が得られます。
誠実な仕事をしている人はしっかりと認められる制度となっています。
認定ランサーは、クライアントにも好印象をもってもらえるので、仕事をとりやすくなります!
認定ランサーの条件は以下の通りです。
1、獲得報酬額: 各カテゴリの上位20%
2、クライアントからの評価: 4.8以上
※2022年4月よりクライアントからの評価: 4.8以上→満足評価の割合が95%以上
3、プロジェクト完了率: 90%以上
4、タスク承認率: 90%以上
5、24時間以内のメッセージ返信率: 80%以上
6、ランサーズへのログイン: 最終ログインが1ヶ月以内
7、各種認証やプロフィールの登録: 後述の項目が認証済み・登録済み
※過去1年間の実績をもとに毎月審査を実施しております。
初心者/未経験者の入門に向いている
会員登録は無料なため、ためしに登録して案件をざっくり見てみるのもオススメ!
実際に案件を受けることで、「副業ワーカーやフリーランスとして働いていけるか」と確認できます。
ランサーズ上で、受注から契約、納品、支払いまですべて完結できるのも、うれしいポイントです!
営業や契約などの知見が少ない、初心者や未経験者の方でも使いやすいサービスという印象があります。
デメリット
デメリットは以下の通りです。
・実績やつながりがサービスの外で活きにくい
・専門知識が必要な案件以外はそれほど稼げない
・大きな案件に携わるのが難しい
実績やつながりがサービスの外で活きにくい
ランサーズ内には、働き手を評価する以下のような指標があります。
・作業数
・クライアントからの評価
・作業完了率
・ランク制度(最上位は認定ランサーという資格を得られる)
これらはクライアントにも公開されるもので、採用指標になっています。
なので、ネット上では当然ですが実績を積むほど案件を獲得できる可能性は高まります。
また、いくつかの条件をクリアして認定ランサーになれば、さらに案件獲得率は高まります!
しかし、残念ながらこうした評価はあくまでランサーズ内のみで外ではあまり意味がありません。
ランサーズを利用していない人たちに「認定ランサー」の価値はほとんど伝わりません。
また、ランサーズでつながったクライアントとは、ランサーズを通してしか取引できません。
ランサーズは「ランサーズで出会った人たちはずっとランサーズ内部で取引してください」というルールを制定しているためです。
専門知識が必要な案件以外はそれほど稼げない
専門知識が必要な案件を除く案件はそれほど稼ぐことが出来ません。
システム開発などは月10万円を超える案件が豊富にあるので、ランサーズを活用することである程度の報酬は受け取ることが出来ます。
でも、専門知識を持っていない方はランサーズのみで月10万円を超える報酬をすぐに稼げない場合が多いです。
特にスキマ時間などを利用して仕事をする主婦や学生など方は更に低い報酬になりがちです。
他の受注者との差別化を図るのが困難な作業系の仕事をメインでこなす可能性が高いことが主な理由になります。
大きな案件に携わるのが難しい
ランサーズで募集されるのは、小規模企業または個人の小さな案件がほとんど。
これは、自力で人手を集められるクライアントはクラウドソーシングサービスを利用する必要がないことが理由でしょう。
そのため、知名度の高い企業や注目度の高い案件は少ないのが実情です。
大企業の案件もたまにありますが、多くの場合、実績としての公表がNGとされています。
大きな実績になるような案件が少ないため、クラウドソーシングサービスだけで仕事していると、やがて「天井」にぶつかります。
「より高単価、より大きな案件」を求め外部に営業する際も、クラウドソーシングサービスの実績は評価されにくいのが辛いところです。
ランサーズの手数料
ランサーズは、契約金額の支払額(報酬額)によって手数料率が異なっています。
ランサーズの手数料は以下になります。
・10万円以下部分:手数料 – 20%
・10万円 – 20万円部分:手数料 – 10%
・20万円以上部分:手数料 – 5%
「部分」という表記がありますが、これは例えば契約金が15万円の場合、10万円までが手数料20%、10万円を超える5万円の部分が手数料10%という考え方になります。
基本的には、所得税率の考え方と同じなので、契約金が20万円だったからといって、20万円すべての手数料が10%というわけではありません。
金額の段階に応じて手数料が変化することは抑えておきましょう!
ランサーズの口コミ
良い口コミ
応募する仕事はライティングですが、主婦の日常的な経験を活かせる仕事も多く、今ではコンスタントに3万円前後稼げるようになりましたね。
引用元:https://zaitaku-worker.info/crowdsourcing/lancers/detail/967
悪い口コミ
受けても地獄、受けなくても地獄。。。
まとめ
今回、ランサーズについて詳しく紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
ランサーズに向いている方は以下の通りです。
・副業、フリーランスデビューしてみたい人
・まだ初心者で、業務経験を積んでいきたい人
・(クラウドソーシングサービスの中で)質の高い案件を求めている人
・(クラウドソーシングサービスの中で)安心して働けるサービスを探している人
少しでも興味があれば登録は無料なので、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか。
少しでも役に立ってくれれば幸いです!