

物を送る際、商品の梱包は疎かにはできない重要な要素です。
特に、利用者と直接顔を合わせることがないネット通販では、梱包は自身の印象を大きく左右する要素となります。
また梱包の中でも「緩衝材」を適当に入れてしまうと、大切な贈り物が配送途中で破損してしまう可能性があります。
特に破損したものが商品だった場合は、再発送などの手間がかかるだけでなく、送り相手に悪い印象を与えてしまいかねません。
贈り物や商品の発送をする時に備えて、荷物別の正しい緩衝材の選び方を知っておくことが大切です!
そこで今回、緩衝材の選び方について紹介していきます!
緩衝材の特徴
緩衝材の特徴は以下の通りです。
衝撃からの保護
まずは当然ではありますが、緩衝材は衝撃を緩和し、保護することを大きな役割としています。
なので、多くの緩衝材は弾力性を生むために空気を含みやすい作りとなっています。
また、箱の隙間を埋める役割もあります。
商品によって箱の大きさを変えることは、その分多くの種類の箱を用意することになり、コスト増につながります。
緩衝材を利用することで、1種類の箱でもさまざまなモノを入れることが出来きます。
なので、その分梱包資材コストを削減することも出来ます。
もちろん箱の隙間を埋めることで、箱の中でモノの動きを制限して衝撃を防ぐ効果もあります。
水漏れや湿気からの保護
商品を発送する際には衝撃以外にも気を付けなければならないことがあり、それが水です。
水漏れから守るためにビニール製品で包んだり、紙製の緩衝材を使用することで湿気を吸い取ることができます!
資源の節約
緩衝材は再生紙や発泡スチロールなどのように再利用することができる素材が使用されることが多くなっています。
なので、資源の節約という点においても緩衝材が担う役割は大きく、それらを使用する企業側にとってはコストの削減にもつなげることができるというメリットがあります。
緩衝材の選び方
選び方は以下のポイントを押さえましょう!
・レターパックた封筒でおくるなら「エアキャップ」
・段ボールで送るなら「隙間を埋める緩衝材」
・本やCDは「エアキャップ付き封筒」
・食器の梱包には「ミラーマット・詰め紙・英字新聞」
・アクセサリーなど小物は「紙パッキン」
・電化製品には「発泡スチロールコーナー」
レターパックや封筒で送るなら「エアキャップ」
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レターパックライトやゆうメール・封筒に入れて品物を送るなら、「エアキャップ」がオススメです!
エアキャップとは世の中でよく言われる「プチプチ」で気泡の入ったシート状のクッション材のことを指します。
薄くて軽いうえに緩衝性が高いのが特徴的です。
「ゆうゆうメルカリやらくらくメルカリ」などは厚さ3cm以内と制限されているため、できるだけ厚みを出さずに保護できる緩衝材が役立ちます!
ダンボールで送るなら「隙間を埋める緩衝材」
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ダンボールで品物を送る場合、やわらかい白いまゆ状の「バラ緩衝材」や空気の入った小さなクッションのような「エアー緩衝材」を活用しましょう!
箱と物の間にできてしまう隙間を塞ぎ、物が箱の中で動いてしまうのを防いでくれます!
もし隙間のあるまま発送すると、箱の中で品物が動いてぶつかり、破損の原因になることもある場合があります。
エアキャップや新聞紙を詰めても隙間は防ぐことはできますが、専用の緩衝材のほうがクッション性が高く、見た目もスッキリし、好印象をあたえてくれますよ!
本やCDは「エアキャップ付き封筒」
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マンガ本1冊やCD1枚だけといった発送ならエアキャップで包んでできるだけコンパクトに梱包することで送料を抑えるだけではなく、保護することができます!
なので、とてもエアキャップは便利でいいですよ!
また、プチプチ付きの封筒なら厚みも抑えることができるので、送料を抑えることができます!
逆に「1回きりしか使わないのにそんなにあっても余ってしまう」という方は、封筒とエアキャップが一体化しているものを購入すれば、梱包の手間が省けて梱包も楽チンです!
食器の梱包には「ミラーマット」「詰め紙」「英字新聞」
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食器などの割れやすい物は「ミラーマット」で包むと良いです!
ミラーマットは発泡ポリエチレンをシート状にしたもので「やわらかくて曲げやすい」といった特徴があります。
マグカップやワイングラスのようなものでも形にあわせてフィットしやすいです。
割れ物を梱包する際は表面を傷から守り割れるのを防ぐために、品物そのものを包むひと手間が必要になります。
また、コストを考えている方は「詰め紙」や新聞紙を包み紙として利用するのもオススメ!
詰め紙はコピー用紙などと違い、梱包用の詰め物や包み紙用に作られた専用の紙です。
新聞紙は家にあればタダで手に入りますが、見栄えが悪くなる可能性もあります。
もし、おしゃれな食器などが、古新聞に包まれて送られてきたらテンションが下がってしまいますよね?
そこで「英字新聞」を使えば、センスよく仕上がりますし、日本語だと、どこ人なのかがわかってしまうため、個人情報の漏洩を防ぐこともできます!
アクセサリーなどの小物は「紙パッキン」
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「デリケートな小物を保護して、なおかつオシャレに梱包したい!」という方には「紙パッキン」がぴったりです!
紙パッキンは紙を細く切ったもので、いろいろな色があり、ラッピング用品としてもおなじみの緩衝材になります。
小さな箱にも敷き詰めやすく、見た目もかわいらしいので、ハンドメイド作品の発送や贈り物の梱包など、箱を開けた瞬間の美しさを重視したいシーンで大活躍します!
百均でも売られているので、コスト面でも嬉しい緩衝材ではないでしょうか?
電化製品には「発泡スチロールコーナー」
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電化製品の梱包には「専用の発泡スチロール製の角あて」を利用すると、より安定感のある梱包をすることができます。
ふわふわした素材のバラ緩衝材やエアー緩衝材などと違い、発泡スチロールなら、しっかりした安定性と衝撃吸収性があります!
「オークションや修理のために精密機器を送りたいのに、購入した時の箱がなくて入れるものに困った!」という時に大活躍します!
ただし活用する際は、発泡スチロールコーナーと品物が、外箱のダンボールの中に隙間なく収まっている必要があります。
できるだけぴったりサイズのダンボールも同時に購入し、それでも隙間ができたらエアキャップで埋めるなどの対策をしましょう!
ダンボールと角あてがセットになった、タワーPC用梱包キットなどを活用してみるのもアリです!
まとめ
今回、緩衝材の選び方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
単に緩衝材といってもその種類は多岐にあたるので、梱包する商品の性質に合ったものをしっかり選びましょう!
また、最近では段ボールを組み立てて使用する立体緩衝材なども登場するなど、技術の進歩もめざましいものがあります。
「特に壊れやすい商品」や「特殊な形をした商品」を発送する際には、そのような最新の緩衝材を活用してみてもいいかもしれません。
少しでも役に立ってくれれば幸いです!