カードを持ちたい方や高校生に便利なバンドルカードとは?

近年はキャッシュレス決済が多様化していますが、クレジットカードでもデビットカードでもない「バンドルカード」が注目を集めています。

「ソッコーで作れるカード」がウリで、手続きは3分もあれば完了です。

また、未成年でも親の同意があれば作成できます。

なので、基本的に「誰でも簡単にかつスムーズに作成できるカード」として今注目を集めています。

そこで今回、そんなバンドルカードのメリット・デメリットや作り方から利用方法まで紹介していきます。

バンドルカードとは?

バンドルカードは株式会社カンムが発行するVisaプリペイドカードになります。

スマホアプリから新規登録ができ、その場でバーチャルカードを発行することができます!

利用方法は「バーチャルカードにお金をチャージして、支払いに利用する」といった仕組みになっています。

バーチャルカードはVisaが利用できるショッピングサイトならどこでも利用することができます。

手数料が300円~かかりますがリアルカードも発行でき、実店舗でも利用することができます。

現在、Visaタッチが普及しつつありますが、まだ対応外のところも少しあるのが現状です。

なので、もしバーチャルカードのみで利用したくても利用できないことが稀にあります。

不安な方はリアルカードも発行することをオススメします。

また、バーチャルカードは他にメルカリも提供しています。

興味がある方はぜひチェックしてみてください!

クレカとの違いってなに?

簡潔に言うと主な違いは「後払い形式」か「プリペイド形式」かといった違いがあります。

クレカは後払い形式なので、貸倒が起きないためにも審査があります。

しかし、バンドルカードはプリペイド形式なので、そういったリスクがないため、すぐい作ること

ができますし、未成年でも親の同意があれば作ることができます!

また、バンドルにはクレカのように「付帯保険」や「ポイント還元システム」がないので、クレカのような恩恵は受けられません。

バンドルカードのメリット・デメリット

メリット

メリットは以下の通りです。

メリット

・後払いシステムで手持ちがなくてもすぐに買える
・誰でも簡単に作れる
・Visa加盟店ならどこでも使える
・チャージ方法が豊富

後払いシステムで手持ちがなくてもすぐに買える

他のプリペイドカードでは見られないバンドルカード独自の機能として、チャージ金額を後払いにできる「ポチっとチャージ」という機能があります。

これを利用すれば、手持ちがなかったとしてもその場で金額をチャージし、欲しい商品をその場で購入することができます。

「ポチっとチャージ」分の金額は、翌月末までにコンビニなどで支払いをすればOKです!
また、使いすぎ防止のために、ユーザーに合わせて毎月の上限額が決まっているので安心です!

誰でも簡単に作れる

審査や年齢制限なしで作れる点はバンドルカードの魅力の1つです。

クレジットカードを作成できない学生やフリーター、専業主婦(夫)なども申請することができます。

金額のチャージさえ行えば、オンラインや実店舗で問題なく使えます。

クレジットカードがない人の場合、ネットショップの支払い方法は「代引き」「コンビニ払い」「銀行振込」などが主流です。

バンドルカードをオンライン決済に使えば支払いがスムーズになるうえ、代引き手数料や決済手数料も不要になります!

Visa加盟店ならどこでも使える

バンドルカードはVisaに加盟しているショッピングサイトならどこでも利用することができます。

なので、もちろんAmazonやメルカリ、ラクマでも利用することができます!

電子マネーよりも対応店舗が幅広いので、利便性がとても高いです!

チャージ方法が豊富

バンドルカードでは9種類のチャージ方法に対応していて、以下の通りです。

チャージ一覧
・ドコモ払い
・セブン銀行ATM
・コンビニ(※1)
・クレジットカード
・ビットコイン(bitFlyer)
・ネット銀行
・銀行ATM
・ギフトコード(※2)

※1:対象店舗はファミリーマート・ローソン・サークルK・サンクス・ミニストップ・セイコーマート・デイリーヤマザキ

※2:バンドルカードがキャンペーン等の目的により発行する専用のコード

ドコモ払い以外は手数料がかからないのも嬉しいポイントです!

デメリット

デメリットは以下の通りです。

デメリット
・リアルカードの発行には手数料がかかる
・付帯保険やポイント還元といったシステムがない
・カードの種類によって使えないお店がまだまだある

リアルカードの発行には手数料がかかる

バーチャルカードは発行手数料が無料なのですが、リアルカードを発行する際は300円〜700円かかってしまいます。

リアルカードの種類や柄によって発行手数料が変わってきます。

・リアルカード:300円または400
・リアル+カード:600円または700円

付帯保険やポイント還元といったシステムがない

バンドルカードはクレカと違うので、付帯保険やポイント還元がありません。

なので、海外での盗難や不正使用が起きた際の保険がありません。

メインカードにするのはあまりオススメできないのが現状です。

カードの種類によって使えない場所がまだまだある

バンドルカードは以下のようにカードによって利用できる範囲が変わってくきます。

バーチャル

リアル

リアル+

入手方法

アプリをインストールしてアカウントを登録すると発行されます。

アプリからリアルカード発行手続きを行うと発行されます。

アプリからバンドルカード リアル+(プラス)の発行手続きを行うと発行されます。

利用できるお店

国内及び海外のVisa加盟店(オンライン)

国内のVisa加盟店(実店舗含む)及び海外のVisa加盟店(オンライン)

国内及び海外のVisa加盟店(実店舗含む)

利用できないお店

・ガソリンスタンド

・宿泊施設

・公共料金

・定期支払い・定期購買

・保険料の支払い

・高速道路料金

・機内販売

・自動券売機など暗証番号の必要なお店

・本人認証(3Dセキュア)の必要な加盟店

・オンラインカジノ

・バイナリーオプション

・ビットコインの購入ができるサイト等Visa側で「ハイリスク」と認定された加盟店

・他特定のお店

【よくある質問:使えないお店やサイトがある?】

・公共料金

・定期支払い・定期購買

・保険料の支払い

・高速道路料金

・機内販売

・自動券売機など暗証番号の必要なお店

・本人認証(3Dセキュア)の必要な加盟店

有効期限

5年

発行手数料

無料 ※原則再発行不可

300円 または 400円

600円 または 700円

年会費

無料

口座維持費

無料 [※1]

引用元:https://vandle.jp/specs/

普段で利用するなら、リアル+を利用する方が良さそうです。

バンドルカードの作り方

バンドルカードの申し込みはすべてアプリ上で処理することになります。

まずApple StoreやGoogle Storeでスマホにアプリをダウンロードしましょう!

バーチャルカードの場合

まずバンドルカードのアプリを起動し「新規登録」を選択してください。

電話番号を入力し「SNS認証」を行った後「ユーザーID」と「パスワード」を設定してアカウント登録をしましょう!

アカウント登録が完了すると「生年月日」「性別」の入力欄が表示されます。

未成年の場合は保護者の許可を得たうえで「保護者の同意を得ています」にチェックを入れます。

最後に「利用規約に同意する」を選択してタップすることで登録は完了です。

登録と同時に自動でバーチャルカードが作成されます。

その後に使い方の説明が表示されるので、随時チェックしてください!

リアルカードの場合

リアルカードの発行は、アカウント登録を済ませ「バーチャルカード」を発行している必要があります。

まずアプリを起動し「カード」のタブを押します。

その下にある「リアルカード発行」をタップすると「カード発行手続き画面」に移行します。

発行手数料がかかるため、残高に1000円ほどをチャージしておくことをオススメします。

手続き画面で「カードの仕様」及び「デザイン」を選択していきます。

チェック項目に従い、送付先の登録・メールアドレスの登録・生年月日の確認などを記入すれば完了です。

リアル+だとチェック項目のところに「個人情報の入力及び本人確認書類のアップロード」を行います。

カードは普通郵便で2週間以内に到着します。

カードが届いたら、アプリの「リアルカード発行」から「有効化の手続き」を行いましょう!

そうすることでリアルカードのカード情報がアプリ内のバーチャルカードに上書きされます。

ここでの注意点はリアル+を発行した場合、リアルカードを後から発行することはできないので、気をつけてください!

バーチャルカードまたはリアルカードからの登録はできます。

バンドルカードの使い方

チャージ方法

チャージはカードによって異なってきますが、1回につき上限金額(最大10万円)までになります。

個人情報の入力とSNS認証を行えばすぐに金額がチャージすることができます。

カードによって、月間チャージや累計チャージ上限額が決められているので、随時チェックしてみてださい!

チャージ方法はいたって簡単です!

チャージ方法
1.アプリから「チャージ」を選択
2.決済方法を選択
3.チャージ金額を記入
4.最後にチャージを押し、各自決済方法の処理をすれば完了!

バンドルカードの使い方

お店で使用する場合

まず、レジでカードを提示し、店員さんに「カード払い」をすることを伝えます。

「クレジットカードですか?」と聞かれる場合がありますが、バンドルカードはクレジットと同じように使えるため「クレジットで大丈夫です」と伝えれば問題ありません。

なお、バンドルカードは公共料金や定期購買、保険料の支払いには使えません。

また、機内販売や高速道路料金の支払いにも使えない為、旅行時は現金も用意しておくことをオススメします。

ネットショップで使用する場合

ネットショッピングで商品を選択し「支払い画面」に移行した後、支払い方法で「カード払い」を選択します。

クレジット払いと同じように、カード番号(16桁)・有効期限・セキュリティコード・カードホルダー(名義人)を入力し、購入を確定させます。

「カードホルダー」は「カード裏面の署名」のことではないので、気をつけてください!

バンドルカードは無記名で利用できるカードで、所有者は「姓:VANDLE」「名:USER」に設定されています。

自分の名前を入力すると、エラーが出てしまうため「VANDLE USER」と入力してください!

バンドルカードの注意点

注意点は以下の通りです。

・発行は1つの端末に1つだけ
・ポチっとチャージには手数料がかかる
・商品発送時に残高が足りないと注文がキャンセルになる

次に各注意点について紹介していきます。

発行は1つの端末に1つだけ

バンドルカードのアカウント登録画面で、「1つの端末で複数のアカウントを使用しないでください」という旨の注意分が掲載されています。

複数アカウントの使用が認められた場合、一部機能が制限される可能性があります。

「ポチっとチャージ」の上限が制限されるなどの可能性が考えられるので、注意してください!

ポチっとチャージには手数料がかかる

「ポチっとチャージ」はスムーズに決済でき、かつ便利な機能ですが、金額によって手数料がかかってしまいます。

あまり頼りすぎると手数料だけで結構な額になるので注意が必要です。

もし「ポチっとチャージの支払い期限」の支払期限が過ぎてしまうと、ペナルティが課せられます。

ペナルティの内容はバンドルカード サポートにて以下のように記載されています。

・カードの利用停止
・ポチっと申込み上限の制限
・第三者への債権譲渡
・支払期限の翌日から支払いに至るまでの、遅延損害金の請求

カードの利用停止や遅延損害金の請求など決して軽くはない処置が下されるので、支払い期限には注意しましょう!

商品発送時に残高が足りないと注文がキャンセルになる

バンドルカードで決済した場合、引き落としは商品発送時になります。

もし商品発送時に残高が足りないと、注文はキャンセル扱いになってしまいます。

注文したのを忘れて、うっかり残高を使いすぎないようにしましょう!

まとめ

今回、バンドルカードについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

バンドルカードはクレジットカードの代わりになるだけでなく、家計の管理や使いすぎの防止にも役立ちます。

クレジットカードやデビットカードはお金の動きがリアルタイムで把握できません。

ですが、バンドルカードなら支払いと同時にスマホに通知が入ります。

定期的に利用状況を見直すことで、節約にもつながります!

また、メルカリやラクマなどいったネットでの買い物ができない中高生や大学生にも大いに役に立つカードになります!

少しでも役に立ってくれれば幸いです!

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