

「ebayや海外旅行において決済する際に個人情報が漏れるかもしれない」と不安になりませんか?
日本国内においても起こる可能性は十分にあります。
そこで、安心かつ安全に決済取引をすることができるのが「PAYPAL(ペイパル)」という決済方法になります。
ペイパルのユーザーは事業者にクレジットカード番号などの決済情報を伝える必要がありません。
一方、事業者側はクレジットカード決済や銀行決済をスムーズに導入できるメリットがあります。
今では予約や事前決済が必要なホテルや飲食店といった業態でも利用されています。
日本でも国内ネット通販などで利用できる店舗が増えています。
そこで今回、世界中で利用されている決済方法「PAYPAL(ペイパル)」について紹介します。
PAYPALとは?
PAYPAL(ペイパル)は、ペイパル社が事業者と消費者の間に入ることでオンライン上でデビットカードやクレジットカードでの決済、銀行決済を安全に行うことができるサービスになります。
近年ではモバイルでの決済方法においてペイパルが世界で最も利用されていることが分かっています。
世界的に利用されているということはそんだけ安心かつ安全性が高いと言えます。
⬇︎PAYPALについての参考サイトはこちら⬇︎
PAYPALのメリット
安全・安心に決済できる高いセキュリティ
ペイパルは決済の安全性にとても優れています。
事業者がユーザーのクレジットカード番号などの決済情報を持っていないので、セキュリティコストがかからずに利用者にとても安心に利用していただけます。
また、個人情報は最高水準の暗号化キーで保護されているので、すべての取引を2,000人の不正対策チームが365日24時間監視しています。
また、不正利用やフィッシング、なりすましといった被害を未然に防ぐ体制も構築されています。
不正利用の疑いがあったり、クレームや払い戻しが急増した場合は、被害を最小限に防ぐためにアカウントを制限するといった対応もされています。
さらに、買い手保護制度と売り手保護制度で双方を守る仕組みとなっています。
買い手保護制度では「商品が届かなかった」あるいは「全く違う商品が届いた」といった場合に、ペイパルから返金が受けられるようになっています。
事業者にとってもトラブルのリスクを軽減できる制度です。
売り手保護制度では「未承認の支払い取り消しがあった場合」や「発送した商品が顧客に届かなかった場合」などに売上代金が補償されるようになっています。
スムーズに決済できるのでストレスがない
ペイパルでは、一度決済情報を入力すれば次回以降はログインするだけで決済ができるようになります。
ログイン状態を常にログインできるように設定にしておけば、ワンクリックで決済することもできます。
決済の際に大量の情報を入力させたり決済の手順が煩雑であったりすると、利用者にとってストレスになり、かご落ち(商品をカートに入れたまま離脱してしまうこと)の原因になってしまいます。
実際、大手ショッピングサイト20社におけるアメリカのユーザー100万人を対象にしたリサーチでは、ペイパルでのコンバージョン率は88.7%と、他の決済サービスと比べて60%以上高かったというデータもあります。
入金サイクルが早い
入金サイクルの速さもpaypalの魅力と言えます。
支払い完了後は、事業者のペイパルアカウントに即入金されます。
ペイパルと直接契約する場合、ペイパルアカウントに事業者の銀行口座を登録すると最短で3日後に入金されます。
※に現金を引き出すことができます。
※利用している銀行によって異なります。
新規登録後すぐに支払いを受け取ることができるので、導入直後でも資金繰りの不安がありません。
なお、DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT、旧ベリトランス)経由でご導入いただいた場合は、毎月末締め翌月末に入金されます。
⬇︎PAYPALのメリットについての参考サイトはこちら⬇︎
PAYPALの手数料
PAYPALの手数料は以下の通ります。
・出金の手数料
・送金の手数料
・受け取りの手数料
・為替の手数料
・返金の手数料
次に各手数料について紹介します。
出金の手数料
出金手数料とは、PayPalのアカウント上にある残高を銀行口座に引き出すときに発生する手数料のことを指します。
引き出す金額が50,000円以下であれば、250円の手数料がかかります。
引き出す金額が50,000円以上であれば、パーソナルアカウント・ビジネスアカウントに関わらず手数料はかかりません。
むやみに出金を行わないことが、お得に利用するコツです。
送金の手数料
ビジネスアカウント(商用)とパーソナルアカウント(個人)では送金手数料の違いがあります。
事業者としてビジネスアカウントを利用した場合、送金手数料は発生しませんが、お金を受け取る側に対して手数料がかかります。
ビジネスアカウントはあくまでも商用利用のアカウントのため、家族や友人に向けた個人間送金は基本的にはできません。
パーソナルアカウントによる個人間(日本のアカウント同士または日本円の送金)に対しての送金手数料はかかりません。
なお、海外に送金する場合は1件あたり499円の送金手数料がかかります。
受け取りの手数料
PayPalのパーソナルアカウントの場合、個人間送金は受け取り手数料がかかりません。
つまり、家族や友人とのお金のやり取りに手数料はかかりません。
ただし、個人間の送金にはクレジットカードが使えないので、注意してください。
PayPal残高から送金するか登録済みの口座から振替える必要があります。
PayPalのビジネスアカウントは商品の売り上げを受け取るためのアカウントになります。
月間あたりの合計売り上げ金額によって段階的に受け取り手数料が変化します。
国内からの受け取り手数料は以下の通ります。
月間売上 | 手数料 |
30万円以下 | 3.6%+1件あたり40円 |
30万円〜100万円以下 | 3.4%+1件あたり40円 |
100万円〜1000万円以下 | 3.2%+1件あたり40円 |
1000万円以上 | 2.9%+1件あたり40円 |
海外からの受け取り手数料は以下の通りです。
月間売上 | 手数料 |
30万円以下 | 4.1%+1件あたり40円 |
30万円〜100万円以下 | 3.9%+1件あたり40円 |
100万円〜1000万円以下 | 3.7%+1件あたり40円 |
1000万円以上 | 3.4%+1件あたり40円 |
為替の手数料
為替の手数料は、通貨を両替するときに発生する手数料のことを指します。
PayPalの為替手数料は通貨によって変わってきます。
例えば、アメリカの通販サイトから商品を購入する際、商品と送料を合わせた合計金額の3.5%が為替手数としてかかります。
通貨 | 手数料 |
ユーロ | +4.0% |
オーストラリアドル | +4.0% |
シンガポールドル | +4.0% |
タイバーツ | +4.0% |
アメリカドル | +3.5% |
返金の手数料
商用支払いの場合のみ、返金時には売り手に40円の返金手数料が掛かってしまいます。
買い手(返金を受ける側)には全額返金され手数料もかかりません。
なお、PayPalの個人間送金は、原則返金することができません。
万が一、誤って送金してしまった場合はPayPalのカスタマーサポートに問い合わせしましょう。
⬇︎PAYPALの手数料の参考サイトはこちら⬇︎
まとめ
今回、「PayPal」について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
PayPalは他のオンライン決済サービスと比較して手数料が少しややこしいかもしれません。
ただし、きちんと理解して利用することで他のオンライン決済サービスよりも便利にお得に利用できます。
安全にオンライン上でサービスや商品を購入したい方は、ぜひPayPalを利用してみてはいかがでしょうか?