

ネットショップを始める際に、無料で簡単に自分のお店が開設できるとして人気でかつCMで注目されつつあるBASE
BASEは初期費用・月額使用料共に無料で利用することができる人気のプラットフォームです。
しかし、基本無料なのですが、売れた際に手数料が発生するので、一概に無料だからといって安易に考えて始めてしまうと損をする可能性があります。
そこで今回、BASEでかかってしまう手数料について紹介していきます。
かかってしまう手数料はこれ!
BASEでかかってしまう手数料は以下の4つになります。
・サービス利用料
・振込手数料
・事務手数料
決済手数料
BASE簡単決済手数料は、出品した商品が売れたときに発生する手数料のことを指します。
こちらの手数料は出品者があらためてBASEに支払うのではなく、売上金から自動的に決済手数料が引かれる形となっています。
BASEかんたん決済手数料の値段は、商品代金のみではなく送料も含めた合計金額の3.6%+40円です。
そのため一注文ごとに決済手数料が発生するようになっています。
サービス利用料
この手数料はサービスを利用する際に支払う手数料になります。
決済手数料と同様に決済ごとに発生するので、考え方としては決済手数料のようなものと捉えてよさそうです。
なので、売れた際は「決済手数料」と「サービス利用料」の合算した手数料がかかります。
BASEの決済手数料=3.6%+40円
BASEのサービス手数料=3.0%
BASEの実質的な決済時にかかる手数料=6.6%+40円(決済手数料+サービス手数料)
振込手数料
BASEで発生した売上を自身の銀行口座に入金してもらう時も手数料が発生します。
BASEでは自身で「振込申請」を行わないと口座に振り込みされません。
「振込申請」は「お金の管理ページ」から申請することができます。
振込申請を行うと土日祝日を除いた10営業日に、BASEから指定の口座に入金されます。
この際に振込手数料がかかります。
金額は一律250円になります。
さらに、小規模の資金でEC事業を運営している人には助かる「お急ぎ振り込みサービス」というサービスがあります。
これは通常10営業日で振り込みされる売上金の振込が、朝10時までの申請で最短で翌営業日に振り込みしてくれるサービスです。
決済金額の1.5%をお急ぎ振込手数料として支払う必要がありますが、残高が762円以上から振込ができます。
また朝10時以降にこの「お急ぎ振り込みサービス」を申請した場合は、2営業日後の振り込みとなります。
注意点として以下の条件があります。
・今まで一度も申請したことがない銀行口座で申請はできない
この条件に当てはまらなかったら利用することができます。
事務手数料
BASEでは事務手数料も設定されています。
こちらの手数料も「売上金の振り込みのときに発生する手数料」に該当するものです。
事務手数料については、振込金額によって下記のように手数料が変わります。
・2万円以上の場合‥事務手数料は0円
つまり自身の銀行口座に振り込まれる金額は、振込金額から振込手数料と事務手数料を引いた金額となるので、気をつけてください!
BASEを利用するのに向いてる人とそうでない人とは?
最初にかかってしまう手数料について紹介しましたが、他のECプラットフォームに比べて手数料は少し高めになっています。
なので、BASEを使ってメリットを享受できるのは方は「とにかく簡単操作で、趣味の延長線上でネットショップをやりたい方」になります。
月商10万円以上を狙っていく方は、有料プランがあるサービスのフリープランから始め、最終的には有料プランで運営していくことをオススメします。
そうでない方はあまりBASEはオススメできません!
理由としては売れれば売れるほどその高めの手数料を払う必要があるからです。
有料プランなら月額がかかっていても手数料は安いサービスがほとんどです。
なので、売れれば売れるほど決済手数料の差額分が大きい分、月額費用で生まれる差は埋まるので、月商10万円以上のあるもしくは目指している方はあまりオススメできません。
月商が上がれば、逆に手数料分の差で損している分が減りますよ!
まとめ
今回、BASEの手数料について紹介しましたが、いかがでしてでしょうか?
BASEに向いている人は以下のような人になります。
・月商が10万円を超える見込みはない(月額有料プランに移行する必要がない)
・ショップを大きくしていく予定はないので便利機能などはそれほど必要としない
どうしても手数料などのコストを抑えたい方は他のECプラットフォームで出店することをオススメします。
他のECプラットフォームについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!¥
少しでも役に立ってくれれば幸いです!